「Why5回」のフレームワークから、人生の目的を考える

コラム

コンサルの手法の一つに、「Why5回」というフレームワークがある。
問題や課題があるときに、「なぜ?」という問いを5回繰り返すというシンプルな方法だ。

これを自分の行動に当てはめると、価値観が見えてくる。
「なんのためにやっているのか?」を深く考えることで、「ああ、私はこういうことがしたいのか」と新しい発見がある。

例えば、ブログ記事を書くのはなぜなのか?
→ 多くの人にクリエイティブな考えを知ってほしい
→ なぜ? → その人のクリエイティブな可能性を広げたい
→ なぜ? → AIと競合する未来に向けて、人がひとらしく生きるため
→ なぜ? → しあわせに生きるため

もちろん理由は一つとは限らない。
別の選択肢を選べば、たどり着く結果は「お金」だったり「自由」だったりもする。
大切なのは、その行動によって「何を達成しようとしているのか」を深く考えることだ。

表面的な行動は、あくまでひとつの手段にすぎない。
達成するべき目的を理解していれば、別の手段や行動があることも見えてくる。
今回のケースでは、動画やSNSでの情報発信なども視野に入るだろう。

また、モチベーションが下がったり、達成することに障害が発生したときにも有効だ。
「そもそも私は何がしたかったんだっけ?」
と考えると、より大きな視野で目の前の物事を捉えることができる。

優れたコンサルタントやデザイナーは「そもそも」「なぜ?」が口癖だという。
表面的な行動や、課題の解決に振り回されない。
問題の本質を日頃から問いかけ続け、もっともボトルネックになっていたり、達成したい根本的な目的にフォーカスして考える。
それが圧倒的に短時間で効果的な方法だからだ。

なにかやりたいことがあるときは、ぜひ考えてみてもらいたい。
「そもそも、それをしたいと思ったのはなぜだろうか?」

 

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プロフィール
五島 優

ディレクションや仕様設計をメインで担当しています。最近は小学校に通っているうちの子どもをどうやって笑わせられるか研究中。どうして子どもはこんなにう◯こネタが大好きなのか…

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