最近はセキュリティのリスクが高まっていますよね。特にリモートワークなどで在宅業務をしている場合、セキュリティの管理がおろそかになるケースも少なくありません。
Webサイトに限らず、インターネットを利用した様々なツールをお使いの方も多いと思いますが、ひょんなことからデータが流出して顧客の信用を失っていまう…ということになる前に、セキュリティ対策を見直してみましょう。
セキュリティ対策にはいろいろありますが、今回は特に簡単にできて便利な3つのポイントをご紹介します。
二段階認証にする
情報流出で一番多いパターンが、不正ログインだと言われています。
ID・パスワードの情報が何らかの方法で抜き取られてしまったり、いわゆるブルーフォースアタックと呼ばれる総当り攻撃によって突破されてしまうこともあります。
複雑なパスワードにする、パスワードを使い回さずに定期的に変更するといったことも有効ですが、二段階認証にすれば、例えID・パスワードを抜き取られても不正ログインを防ぐことができます。
手軽にできてとても効果的なのでぜひやっておきたい対策です。
例えば、以下のようなサービスが二段階認証に対応しています。
Googleアカウント
https://www.google.com/landing/2step/?hl=ja
Dropbox
https://help.dropbox.com/ja-jp/teams-admins/team-member/enable-two-step-verification
Adobe
https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cq02240446-new.html
パスワード管理ソフトを使う
パスワードを使いまわしたり、メモ帳などに保存していないでしょうか。
少なくても二段階認証をしていない場合や、二段階認証に対応していないアプリなどについては、必ずパスワード管理ソフトを利用することをおすすめします。
無料で使えるソフトもありますが、セキュリティのことや複数デバイスで利用できることなどを考えると、有料ソフトの方がおすすめです。
ID Manger(Windows用無料ソフト)
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/idmanager/
無料としては高機能で、全く不便しません。
ただし、Windows専用で複数デバイスは不可です。
1password
https://1password.com/jp/
わたしも使っている有料のパスワード管理ソフト。
お金はかかりますが、複数デバイスで利用でき、使い勝手がよいです。
LastPass
https://www.lastpass.com/
無料でも基本的な機能は利用できるソフト。
なのですが私としては使い勝手がイマイチで相性があいませんでした。
Keeper
https://www.keepersecurity.com/ja_JP/
1passwordと双璧をなす存在と言われてます。無料版もあり。
ただ、私が利用した際に、二段階認証がうまくいかず、ログインできなくなっていまうという致命的なトラブルに遭遇したため、それ以来つかっていません。。
セキュリティソフトを入れる
PCが重くなる、通信がうまくいかないことがある、不具合が起きるetc…なにかと評判がよくないセキュリティソフトですが、やはり基本的には入れておきましょう。
Web制作という仕事柄サーバー情報のデータを扱うことが多いのですが、セキュリティソフトのおかげで、トロイの木馬などのウィルスを排除できたという経験も何度かあります。
正直「このソフトがおすすめ!」と胸を張って言えるものはないのですが、プラソルではESETを利用しています。
ESET
https://eset-info.canon-its.jp/
マルチデバイス対応、比較的安価で動作が重くならないので使いやすいです。
カスペルスキー
https://www.kaspersky.co.jp/
マカフィー
https://www.mcafee.com/ja-jp/index.html
ウィルスバスター
https://www.trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/vb.html
リモートワークのセキュリティ対策まとめ
会社の事務所などであれば、VPN接続やUTMといったセキュリティで社内ネットワークの安全性をある程度確保することができますが、リモートワークで各自が在宅になるとなかなか難しいもの。
基本的なデータの管理はもとより、しっかりとしたセキュリティを確保して万一のトラブルが起きないように気をつけたいですね。
↓ちなみにWebサイトのセキュリティリスクについてもまとめています。
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