【Webコンサルタントに聞く】Web運用で損しないために、今すぐやるべきこと。費用対効果にお悩みの方は参考に!

Webサイト運用

「Web運用にコストをかけても、成果が出ない。これ以上、損したくないがどうすればいい?」という相談が、株式会社プラソルには多く寄せられます。

そのようなお客様の話に耳を傾け、最短で状況を改善していくのが、Webコンサルタントの五島さんです。戦略立案やリサーチなどを行うコンサルタントと、制作・施策実行の責任をもつディレクターの役割を担い、数々のWebサイトを成果の出るサイトに変えた実績をもちます。

そんな経験豊富なWebコンサルタントに、「Web運用で損しないために、やるべきことは何なのか」についてインタビュー。一般的に提案されがちな、SEO対策やWeb広告、リニューアルなどを行う前に、取り組むべきことをわかりやすく教えてくれました。Webの費用対効果にお悩みの方、成果の出るサイトにしたい方はぜひお読みください。

Web運用で損しないために、まず行うべきこと

― 単刀直入に聞きます。Web運用で損しないためには、何をすればいいのでしょうか?

まずは、Webで費用に見合う効果が出ているか、ということを把握しておく必要があります。しかし、これを一概に算定するのは、なかなか難しいんです。例えば、Webサイトから月に10件の問い合わせがあったとしても、これだけでは、成果が出ている・出ていないという判断はできません。

最初にやるべきことは、Webサイトから何件問い合わせが来て、そのうち何件が受注につながって、その平均顧客単価がいくらなのかを知ることです。基本的なことですが、把握できている会社は意外と多くありません。

Web運用で損しないように、成果を上げたいとき、まず行うべきことは現状把握です。これができないうちは、見当はずれな施策を行って失敗しやすく、コストを無駄にするリスクも大きいでしょう。

Webサイトで成果を出すための第一歩、現状把握とは

― Webサイトの現状把握は、どのように行えばいいですか?

調べる方法は、Webサイトからの問い合わせの記録をとってリストに整理します。そうすると、WebからはAというサービスの問い合わせが多いけど、受注率は低い。Bというサービスの問い合わせは少ないけど、受注率は高い、というようなこともわかり、毎月の平均顧客単価も把握できます。

何件問い合わせがあって、何件受注につながって、顧客単価はいくらかを知ることは、とても価値があることです。これがわかれば、運用や施策にかける費用に対して、Webサイトがどのくらい売上や利益に貢献しているか、成果を判断できます。

例えば、Web制作会社やWeb運用会社などに相談したとき、「300万円かかりますけど、問い合わせを〇件増やせます」という提案があったとしたら、これが損か得か判断できるでしょう。

― Webから問い合わせがない会社は、どのように現状把握すればいいでしょう?

Webサイトの現状把握には、アクセス解析ツールを利用します。よく知られているのは、Googleアナリティクスで、アクセス数や見られているページなどがわかります。また、Googleサーチコンソールでは、どんな検索ワードで訪れているのかや、各キーワードの検索順位などがわかります。
すでにWebサイトに実装されていることが多いかと思いますが、まだ利用したことのない方は、無料ですから、使い方などをインターネットで調べて一度試してみるといいでしょう。

なお、Webから問い合わせがない場合、主な原因はアクセス数が少ないことです。コンバージョン率(成果に至った割合)は、サイトを訪れた人の1%前後と言われます。問い合わせがゼロなら、月に100アクセス以下ということが予測され、アクセス数を増やす必要があることがわかります。アクセス数を増やす施策として、SEO対策、Web広告、サイト内部の改善などがあります。

一方で、アクセスは1000くらいあるのに問い合わせがない、といったケースもあります。サイト内に問題がある可能性が高く、競合と比較して、コンテンツの訴求力や、わかりやすい環境設計、フォームの最適化などを検討する必要があるでしょう。

何をどのように行うかを決める前に、Webサイトの現状把握をしておかなければ、施策が見当はずれになり、コストが無駄になる可能性が大きくなってしまいます。

Web運用がうまくいかない社内事情と解決策

― アクセス解析などは専門知識がいりますが、自社サイトの問い合わせの記録ならすぐに着手できそうですね。

残念ながら、Webサイトの問い合わせを記録することも難しい会社さんは多いんですよ。その一番大きな原因は、Web担当者の影響力の大きさです。

お客様からの問い合わせの記録は、営業の部署に依頼する必要がありますが、「毎月の問い合わせをシートに入力してください」とお願いしても、業務が忙しいと、なかなか取り組めない。「やる意味あるの?」と面倒がられることは珍しくないようです。Web運用で成果を出すには、社内の協力が不可欠です。

経営者の方などがWebに前向きだといいのですが、それも無理なときは、弊社のようなWeb専門会社を利用するのも有効。外部の専門家に「成果を出すために、このことが重要です」と説得してもらうと協力を得やすいでしょう。第三者の外圧はかなり効果的ですよ。

速やかに、Web運用で成果を出す体制を整える方法

― Web運用で成果を出すには、社内体制を整えることも大事なんですね。どのように進めればいいと思われますか?

Web担当者の増員やWeb部署の新設が考えられますが、人材採用は時間がかかりますし、採用後の人件費や福利厚生も必要です。部署の立ち上げは人的リソースと予算などを検討しなければならず、すぐに実現できないでしょう。

速やかに、Web運用で成果を出す体制を整えたいのなら、専門の会社に依頼するのが効率的です。そんなときは、弊社のサービス「超インハウスWeb運用」を検討していただければと思います。

“超インハウス(=社内を超える)”と名付けているのは、お客様の会社の一員という立場で代行しているからです。無駄なコストを発生させない、できるだけ短期間で結果を出す、費用対効果を意識するなど、社内のWeb課という立ち位置で動いています。

「コストばかりかさんで集客できない」と、費用対効果の低さに困られていたお客様のサイトを改善し、アクセス数や問い合わせ数を大きく伸ばした事例を、「実績紹介」ページに載せています。ぜひ参考にしてください。

「超インハウスWeb運用」は、月額定額制で工数制限がありません。しかも契約期間は1ヵ月。合わなければ1ヵ月で解約可能ですが、おかげさまで解約率はかなり低く、ほとんどの会社様に何年も継続いただいています。

まずは、Web運用に関するご相談やご質問など気軽にお問い合わせください。
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