重複コンテンツとは、URLは違うのに内容がほとんど同じページの事を指します。
今まで、重複コンテンツはサイトの評価を下げ、最悪の場合ペナルティになる可能性があると噂されていましたが、今年に入ってGoogleは「重複コンテンツがペナルティになることはない」と明言しました。
WEBサイトにおいて重複コンテンツはつきものなので、順位を下げたりペナルティを受けることはないそうです。
しかしだからと言って、重複コンテンツを意図的に作るのは良くないです。
Googleのガイドラインにもある様に、重複コンテンツが複数あるため、意図したページをユーザーに正しく誘導できなかったり、重複コンテンツの数だけGoogleの評価が分散してしまう可能性もあります。
重複コンテンツは、多少は仕方ないとしても、なるべく避けた方が良いのは今後も変わることはないでしょう。
今回は、いま書いているコンテンツや外注のライターに書いてもらったコンテンツが重複コンテンツかどうか、簡単にチェックできるツール「コピペリン」をご紹介いたします。
重複コンテンツを簡単にチェックするツール「コピペリン」
コピペリン
URL:http://saku-tools.info/copyperin/
重複コンテンツチェックツール「コピペリン」は、インストール型のローカルで動くツールになります。
コンテンツを書いた、Wordやメモ帳のファイルをそのまま「コピペリン」にドラッグ&ドロップすれば、自動的にコンテンツを読み込んでくれます。
読み込んだコンテンツとWEBにあるすべてのコンテンツを比較し、重複コンテンツを探します。
完全一致の重複コンテンツは、重複率100%と表示され、一部コピペなどは、重複率80%~90%で表示されます。
対象のコンテンツが重複コンテンツかどうかは、コピペリンにかければ一目瞭然です。
自社でコンテンツ作成をしている場合、自社では執筆が難しくランサーズやクラウドワークスなど、ソーシャルワーキングでコンテンツの記事を依頼する方が多いと思います。
外注に出したコンテンツは必ず重複コンテンツチェックをするようにしましょう。
そうしなければ、知らない間に重複コンテンツが自社サイトに掲載され続けることになります。
文章のリライトも注意が必要
例えば引用元の文章をリライトして、オリジナルコンテンツにして掲載するケースは少なくないと思います。
コンテンツ作成に行き詰り、他のサイトのコンテンツを参考にするのは良いと思いますし、場合によってはそれが必要になります。
しかしリライトと言っても、文章の冒頭や語尾を入れ替えるだけでは重複コンテンツになってしまいます。
他サイトのコンテンツを参考にする場合は、熟読し自分の言葉でコンテンツを作成するようにしましょう。
コンテンツの質が問われるようになった
2017年2月初旬にGoogleは「日本語検索の品質向上に向けて」というタイトルで、アップデートを行ったことを報告しました。
具体的な内容は書かれていませんでしたが、大きなアップデート内容としては「低品質なコンテンツは評価を下げる」といったものです。
今までは、コンテンツをどんどん増やしていけばサイトの評価が上がるとされていました。
なので、ソーシャルワーキングなどを活用して大量に記事を投下するサイトが増えていました。
Googleは、それでは検索するユーザーのためにならないと判断し、低品質なコンテンツを排除し、高品質で有用なオリジナルコンテンツが評価されるようになりました。
「コピペリン」を活用し、Googleに評価されるオリジナルコンテンツをアップしていくようにしましょう。
まとめ
以前までは、被リンクを貼ればサイトの評価が上がるとされていましたが、Googleのアップデートで被リンクの評価よりコンテンツの評価を優先する仕様になりました。
また今回のアップデートで低品質なコンテンツの評価を下げる仕様になり、次のアップデートにはオリジナルコンテンツも評価対象から外れるのではないかと心配されるかもしれません。
しかし、オリジナルコンテンツが評価対象から外れることはありません。なぜならオリジナルコンテンツは、ユーザーが最も求めているものだからです。
オリジナルコンテンツを作成する際は、Googleではなくユーザーが求めている記事になっているかどうかを確認し執筆していくとより評価されるコンテンツになります。
ぜひ良いコンテンツを公開していってください。