これであなたも依頼上手?!Webデザイナーが考えるデザイン依頼に必要な情報!

Webサイト運用

こんにちは、デザイナーのちかです。
突然ですが、Web制作会社にWebサイトのデザインを依頼する際に、どのような情報を伝えていますか?
いざ実際に依頼したい!となった時、どういった事を伝えればいいか分からない、プロなんだから言わなくても良い感じにしてくれるんじゃないの?と思われる方が意外と多いです。

もちろん弊社も制作の前に、ご要望のヒアリングなどさせていただきますが、その際に事前にあると嬉しい情報、というものがいくつかあります。

今回はそちらをご紹介いたしますので、ご依頼いただく際に是非参考にしていただけますと幸いです!

 

サイトテイスト・イメージ

Webサイトを作成する上で、テイストの指定は「どういうものを作りたいか」の土台になるので、とても重要な情報です。

高級感、ポップ、誠実、元気、かわいい…等

単語だけでも問題ございません。お客様のイメージされるテイストをご共有ください。
またこちらは、後ほどご紹介させていただき「顧客ターゲット層」とも密接に関係してくる項目です。

 

キーカラー

一般的に、お客様の会社のロゴカラーをサイトのキーカラーに設定する場合も多いですが、メインで使っていきたいカラーが別でありましたら、そちらをご共有ください。
恐らく前述のテイスト・イメージと一緒にお伝えいただくことが多いと思います。

 

顧客ターゲット層

顧客ターゲット層もとても重要です。
前述のテイスト・キーカラーについても、この顧客ターゲット層によっては、デザインする上で合致しないことがあるため、弊社から改めて提案させていただく場合もございます。

(例)
テイスト:元気でポップ
キーカラー:黄色やオレンジなどのビタミンカラー
ターゲット:40代前後の高所得者

この場合は、ターゲット層的には落ち着いたシックな雰囲気が好まれる傾向があるため、ターゲット層とテイスト・キーカラーに乖離があります。
ターゲット層に響かないデザインになってしまう可能性が高いので、改めてテイストとカラーについてはご提案させていただく場合がございます。

 

参考サイト・画像


これがあるのと無いのとでは、かなり情報・イメージの伝わり方に差があります。
例えばお客様の思う「ポップ」と、デザイナーの思う「ポップ」のイメージに乖離があった場合、参考サイトを提示することでデザイナーは「この方の思う【ポップ】はこういう路線か!」というイメージのすり合わせをすることが出来ます。

これが最初にないと「なんかイメージと違うな……◎◎みたいな感じが良かったんだけどなー」というような、認識のズレが発生する可能性が高いです。

どのように参考サイトを探せばいいのか分からない、という方は、以前投稿させていただきましたこちらの記事に載っている「ギャラリーサイト関係」のサイトを見ていただくと、世にあふれる素晴らしいデザインのサイトがまとまっております。こちらを是非ご参考に!

▼【現役デザイナーが教える】新人デザイナーが毎日チェックすべきサイト6選
https://plasol.co.jp/blog_post/site6selection/

 

デザインを作成する上で大事なのは「認識のすり合わせ」

いかがでしたでしょうか?
最初に書かせていただきました通り、弊社もWeb制作のプロですので、可能な限りお客様のご要望・ご希望・イメージのヒアリングをさせていただきます。

ただヒアリングを行ったうえで、認識がお互いに合致しているかの確認、もしくは合致させるための情報としてこういったものをご用意いただくことで、話がとてもスムーズに進み、認識のズレが発生しなくなります。

より良いデザインを作りためにも、是非参考にしていただけますと幸いです!