Webデザイナーの「個人的に」効果のあった沼からの脱出法

Webサイト運用

Webデザイナーの皆さん、こんにちは!いつも日々の業務お疲れ様です!
Webデザイナーのまきです。

唐突ですが、デザインって壁にぶち当たっては乗り越えるの繰り返しですよね。
ぶち当たった壁を目の前に、自分の引き出しや周りの情報から壁を乗り越えるための手段を探す。そんなイメージで私はいつもデザインを作成しています。

ただ、大変なのがぶち当たるのが壁だけじゃないってこと。

それは何か。
デザイナーさんであれば一度や二度、経験した事があると思います。
気づかないうちに膝までどっぷりつかり、中々抜け出せない。。。
そう、沼です。

コレジャナイ感がぬぐえず、増えていくばかりの制作時間に焦れば焦るほど深みにはまっていく。。。想像しただけでゾッとします。

そんなホラーみもある「沼」から脱出するため、
試してみて比較的効果があったと思える方法を4つ紹介しようと思います!
少しでも参考になり、1人でも多くのデザイナーが沼から抜け出すきっかけになれば嬉しいです!

色んなデザインを「見る」

まず、「参考サイトを見る」はほとんどの方が最初にやっている方法の1つかと思いますが、無意識に「同じ職種」「同じテイスト」「同じ色味」ばかりで見てしまっていませんか?

参考は「同じような」「似たような」サイトでないといけない。といった考えはさらに沼の深みへハマる第一歩と言っても過言ではないでしょう。。

「参考を見る」ことはあくまで引き出しのデザインを増やすための方法の1つ。つまり必ずしも同じ枠でなくても、刺激を受けるのであれば枠を飛び越えていいのです!

枠を超えて、さまざまなジャンルやスタイルの作品を見ることで、新しい視点や刺激を得る。
そうやって職種やテイストを無視して、ただ感じたものを吸収することで、自分のデザインに新しいアプローチが生まれることもあります。

要望通りを「止める」 

お客様からいただく要望の1つとして多いのが、色についてのこと。
お客様からは「ロゴと同じ色」「既存サイトと同じ色」「参考サイトと似た色」など、色に関する要望は様々です。

しかし、具体的な指定や要望があれば作成しやすいかと思いきや!
指定されたことによって幅が制限され、逆にデザインが難しくなったりします。。
「この配置でデザインしたいけど、この色の組み合わせだとバランスが悪い…」「作っているサイトのテイストと微妙にあわない…」ということもよくある話です。

そんなときは、要望通りの色を止めてみましょう!
ただ、全く別の色にするのではなく、指定された色をベースにして、彩度や明度を変えてみるのです。

色は不思議なもので、同じ青でも彩度や明度がわずかに変わるだけで、全く異なる印象を与えてくれます。
喧嘩しているような色でも、少し彩度を抑えたり、明度を上げるだけで、不思議と全体のバランスが綺麗にまとまることも。
指定の色がケンカして困っている時は、ぜひ試してみてください!

好きな音楽を「聴く」

3つ目はお気に入りの音楽をかけることです!
私はイヤホンを耳にグッと押し込み、とにかくアップテンポな曲を聞きまくります。
最初は音楽に意識が向きがちになりますが、気がつくと音楽は良いBGMのまま、ノリにノッてデザインがだだだっと進んでいたりするんです。

中々進まないデザインに「集中しなくては!」と焦りや緊張が出始めると、さらに思考がせばまってしまいがちです。
もがけがもがく程深みにはまるというやつですね。
自分を追い込むことも成長のきっかけの1つですが、その追い込む先が壁じゃ意味がありません。。

より良いデザインを作るために、まずはそのデザインを生み出す自分自身の気持ちを見直してみましょう!

PCから「離れる」

そして最後4つ目。
これは私が1~3の方法でも沼から抜け出せない場合に試している方法です。

まずデータやその案件に関わる資料データも全て閉じ、他のタスクを対応してみたり、可能であれば机から離れてリラックスできる場所に行くか、リラックスできる体勢になりましょう。
沼っているほど頭のすみに残ってしまいがちですが、一度考える事を諦めて完全に手放すことがポイントです。

頭の中が別のことでいっぱいになり、沼にハマっている状況への緊張感がほぐれてきた状況が作れたら◎
そこからまた机に座ってデザインに戻る。。のではなく!
机には戻らずそのまま頭の中のイメージだけでデザインを作ります。

散々にらめっこしていた分、制作中のデザインボードがはすぐに思い浮かぶと思います。
そこから頭の中だけで色んなデザインを組んでみるんです。
1パターンだけでもいいですし、数パターンでもいいですし、いくつかパターンをかけ合わせたりでもOK。
そのうち「このデザインだといい感じかも!」とイメージがかたまってきます。

■ ワンポイントアドバイス
ここでもしパターンが思い浮かばない時は引き出しが足りてない可能性があるので、
参考サイトを沢山みて色んなデザインをインプットする事に集中してみるといいかもしれません!

ある程度イメージがかたまったら机に戻って実際に作ってみるか、
細かい部分までつめれていない時はそのイメージの参考になりそうなサイトを探したりと実際に手を動かしてみましょう!

同じ体制のまま同じ画面を見続けると、自分が感じている以上に焦り・緊張・疲れで思考がゴリゴリにかたまってしまっています。
精神的にも物理的にも完全に離れて一度リセットしてみる事も大事です。

急がば回れというやつですね。ぜひ試してみてください。

まとめ 

沼から抜け出す方法として、個人的に効果があったと感じた方法4つまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
改めて見返すと私はメンタルの状態もデザインに大きく影響されるタイプみたいです。
効果があった方法をメモしておいて、自分はどういった方法が効果的なのか?という攻略をいくつか見つけておくのもいいかもしれないですね。
人によってはもちろん、その時の状況によっても変わると思うので、少しでも参考になれば嬉しいです!

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プロフィール

ゲームと三浦大知と愛犬愛猫を愛する、Webデザイナーです。
webサイトについて関係する事からしない事まで、気になるアレコレを記事にしてお届けします!

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