中小企業の自社サイトの運用で多い悩みが「問い合わせが少ない」ということです。Web制作の時点で、問い合わせの獲得を考慮しておかないと、このような悩みを抱えることになりかねません。
しかし公開後でも戦略を立てて改善すれば、問い合わせを増やすことは可能です。そこで今回は、弊社プラソルのサービス「超インハウスWeb運用」で行っている、「問い合わせが少ない」を解決するステップと、実際に問い合わせが160％以上アップした事例を紹介します。
「Webからの問い合わせが少ない」を解決するステップ
お客様のWebサイトの状況などにより多少違いはありますが、超インハウスWeb運用では次のような流れで、「問い合わせが少ない」を解決しています。
［ステップ１］Webサイトの現状と課題の把握
問い合わせを増やすために、どのような施策を実施するかを決めるには、Webサイトの現状と課題を把握する必要があり、アクセス解析、SEO分析、市場調査などを行います。
［ステップ２］目標設定
いつまでに何件以上、問い合わせを獲得するなど、具体的に目標を設定します。施策後の効果測定や、次の改善に活かすためにも数値目標が必要です。
［ステップ３］問い合わせを増やす施策と進行計画
Webサイトからの問い合わせを増やすには、次のような施策を行います。実行する施策が決まれば、目標達成に向けた計画を立てます。
＜Webサイトの改善＞
Webサイトに何らかの問題があれば、訪問者が多くても問い合わせに至りにくいでしょう。Webサイトの改善は重要で、優先順位の高いものから速やかに実施します。
アクセス解析などで課題を見つけ、その原因・改善の仮説を立て、施策を実施します。
例として、課題・仮説・施策をあげてみます。
● 課題：直帰率が高い
仮説①
知りたい情報がないのかも？
→ 施策：求められる情報を増やし、ページ内を充実させる
仮説②
Webサイトが使いづらいのでは？
→ 施策：Webサイトの導線を見直し、使いやすい構造に変える
● 課題：問い合わせフォームの入力途中で止める人が多い
仮説
問い合わせフォームの入力項目が多すぎる？
→ 施策：必須項目を減らし、入力を完了しやすくする
＜集客施策＞
Webサイトを訪れる人がいないようでは、問い合わせを増やすことはできませんね。次のような集客施策を行い、ターゲットとなる人の訪問を増やします。
SEO対策
検索エンジンの検索結果で上位に表示させるSEO対策では、まずリサーチを行い、適したキーワードや、競合のSEOなどを調べます。SEOはキーワードだけではなく、文字数、サイトの構造、被リンクなど多くの要素が絡むため、多様な施策も視野に入れて進めます。
Web広告
Web広告は様々な種類がありますが、少額からできるリスティング広告から始めるのがおすすめです。クリックされると費用が発生する課金方式で、予算を決めて行え、数万円からできます。関連性の低いキーワードを除外するなど、効果を上げるには細かくチェックし改善を行う必要があります。
メールマガジン（メルマガ）配信
既存顧客や問い合わせがあった方などのリストを利用して、情報を発信し、Webサイト訪問や問い合わせにつなげます。メルマガはスルーされることが多いため、１回だけでは効果は期待できません。毎月1回など継続が大事です。
［ステップ4］月次定例ミーティングで効果検証・施策立案など
毎月1回ミーティングで、問い合わせ状況を確認。目標未達の場合は、データ分析などで原因を探り、改善策を行います。目標達成のときは、さらなる成果を目指して高い目標を設定し、計画的に施策を実行します。
解決事例「リニューアル後に減少した問い合わせが160％以上アップ」
今回紹介するのは、リニューアル後に問い合わせが減少したWebサイトを立て直し、問い合わせが160％以上アップした事例です。
お客様の悩み
お客様はタクシー事業などを行う地域密着型の企業。数年前にWebサイトをリニューアルしたものの、専任担当者もおらず、SEO対策などもしなかったため、問い合わせが減っていくばかりでした。
超インハウスWeb運用で行ったこと
- 売上の柱である観光タクシーの魅力や観光情報などのコンテンツを充実。
- インバウンド需要も取り込みたいというご希望で、多言語翻訳サイトを制作。
- Web広告では、キーワードを絞り低予算で実施。
- リピーターの創出、過去失注客へのアプローチ、新規顧客獲得を目標に、メルマガを定期配信。
そのほか、DM制作、社内・社外アンケート実行支援など、オンラインに限らず施策を行いました。
結果：半年でPV数500%増、問い合わせ160%以上UP
SEOキーワードで上位表示を達成。Web広告も効果をあげ、半年でPV数500％増。問い合わせは160％以上アップしました。国内新規顧客は大幅に増え、海外インバウンド顧客も順調に獲得できています。
◎「実績紹介」では様々な事例を載せていますので、こちらもご覧ください。
超インハウスWeb運用で成果を出せる理由
弊社は10年以上Web制作を行う中で、お客様が本当に求めているのはWebづくりではなく、Webで成果を出すことだと痛感し、「超インハウスWeb運用」を始めました。その際、Webで成果を出すには何が必要かを考え、次のことを可能にしました。
- 戦略・制作・集客など広範囲に対応できる
Webで成果を上げるのは一筋縄ではいきません。そのため、Webマーケティング、Webデザイン、コンテンツ作成、サイト構築、SEO、Web広告、データ分析、システム開発など、広範囲に対応できる体制を整えています。オンラインに限らず、紙媒体の施策も行えます。 - Webの専門家が力を発揮
チームで取り組み、Web解析・戦略立案を行うコンサルタントを中心に、Webデザイナーとエンジニアの３名が担当します。必要であれば外部のカメラマンやライターなども加わり、専門家が一丸となって取り組みます。 - 月額定額制で費用対効果がわかりやすい
超インハウスWeb運用は月額定額制で、初期費用は不要です。更新回数や対応時間の月ごとの上限はなく、都度見積りや決済の手間が省けます。費用対効果がわかりやすくなっており、費用以上の成果が出せるよう努めます。
「Webからの問い合わせが少ない」「自社サイトでもっと成果を出したい」という方は気軽にご相談ください。
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