Webサイトにおいての「重要度」の考え方

Webサイトにおいての重要度の考え方 Webマーケティング

こんにちは、ディレクターの西田です。
WEBサイト制作を依頼したとき、見積書を見て「どうしてページによって金額が変わるのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?制作会社によってはページの金額は一律という会社もありますが、弊社では各ページ毎に「重要度」を設定し区分分けをします。(区分によって金額を変更しています)

 

そもそも重要度とは?

全てのページが重要ではないのか。と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私はWebサイト全てのページが平等に重要であるとは思っていません。例えば、

・TOPページ
・サービス紹介
・よくある質問
・料金表
・会社概要
・ご利用の流れ
・プライバシーポリシー

上記のようなよくあるコーポレートサイトの構成だと、「サービス紹介」と「プライバシーポリシー」では重要度が全く違います。「TOPページ」はWebサイトの入り口であり、全ページの概要が集約された最重要ページになり、その次にどういったサービスを展開・提供しているかを伝える「サービス紹介」が2番目に重要なページになります。

「プライバシーポリシー」は個人情報保護の取り扱いや考え方について宣言するWebサイトに無くてはならないページではありますが、このサイトでの重要度は一番低い場所に位置します。なぜ重要度が低いのかというと、サイトを閲覧するユーザーに興味を持ってほしいと思うページではないからです。

「サービス紹介」のページは、自社のサービスを知って興味を持ってもらい、コンバージョンにつなげたいという狙いがありますが、「プライバシーポリシー」にはそれがありません。

 

重要度に合わせたページ制作

そうなるとページの作り込みが大きく違ってきます。「サービス紹介」のページは、自社のサービスがどういったもので、どういった特徴があるか、どうして競合の中で選ばれるのか、料金はいくらで導入までの納期はどれくらいかというコンテンツを閲覧するユーザーにシンプルで分かりやすく伝えるために、文章をビジュアル化し視覚で端的に伝えて興味を持ってもらう必要があります。そのために離脱率を防ぐ魅力的なデザインの作り込みと、アクションボタン(コンバージョン)にユーザーを誘導する緻密なページ構成の作り込みが重要になります。

「プライバシーポリシー」はそもそもユーザーに興味を持ってもらう必要はないので、基本的には文章の流し込みになります。

以上の理由で、重要度の高いページと低いページでは制作費用に違いが出るのです。

 

プラソルでの重要度の考え方

弊社では、重要度の最も高い区分を「A」とし、アルファベット順に重要度の高い順番で区分分け致します。上記で例に挙げさせていただいたコーポレートサイトは、弊社では下記のような区分分けになります。

・TOPページ → 「A」区分
・サービス紹介 → 「B」区分
・よくある質問 → 「C」区分
・料金表 → 「C」区分
・会社概要 → 「C」区分
・ご利用の流れ → 「D」区分
・プライバシーポリシー → 「D」区分

重要度の高い区分は制作費用が高く、逆に重要度の低い区分は制作費用が安くなります。

制作の御見積ご提出の際に、内訳に疑問点がございましたらお気軽にお問い合わせください。