アジャイル型のWebサイト制作とは?

制作・技術

プラソルでは、現在「アジャイル型のWebサイト制作」に取り組んでいます。

「アジャイル(agile)」とは、「柔軟」「機敏」といった意味を持つ言葉です。
もともとシステム開発の方法として提唱され、環境の変化が激しい現代において、最初の計画通りに進めるよりも、より柔軟かつ機動的にリリースを繰り返しながら開発を進めていくというたのが、この「アジャイル開発」になります。

一方で、アジャイルと逆の意味を持つ言葉に「ウォーターフォール型開発」というものがあります。
これはウォーターフォール(滝)という意味の通り、上流の仕様や要件をしっかり定義して、綿密に計画を立て、順序立てて下流まで一気に大規模な開発を行う方法です。

Webサイト制作の分野で言うと
・アジャイル開発 = 月額制のWebサイト運用
・ウォーターフォール開発 = 納品型のWebサイトリニューアル
というイメージが近いかもしれません。

Webサイトで結果を出せるのは、アジャイル式かウォーターフォール式か?

さて、Webサイトで問い合わせ獲得などの成果を出すことができるのは、このアジャイル型とウォーターフォール型、どちらでしょうか。
プラソルでは、「アジャイル型のWeb運用」だと考えています。

なぜなら、ウォーターフォール型開発=Webサイトリニューアルでは、最初に立てる情報分析や仮説に限界があるからです。
「こうしたらよくなるのではないか?」「こうすれば成功する」という仮説は、実際にやってみないと確実な結果がわかりません。

仮にどれだけ分析や想定をしてサイトをリニューアルしても、予想通りの結果が出るかわかりませんし、制作している間に外部環境の変化が起こり、失敗に終わってしまった、というケースもあります。

一方アジャイル型開発=Webサイト運用であれば、ボトルネックから短期間に改善と検証を繰り返していくことで、確実な成果につなげていくことができます。
仮に最初の仮説がうまくいかなかったとしても、その原因を分析し、次の一手を打つ。これを繰り返すことで、Webサイトを最適化していくことができます。

また、開発期間ということを考えてもアジャイル型のWebサイト運用は短期間で成果に繋げられるという意味で効果的です。

大規模なWebサイトリニューアルだと、半年・1年かかることも少なくありません。それまで一切Webサイトを改善できないのは機会損失にほかなりません。
一方で、アジャイル型のWebサイト運用であれば、2〜3ヶ月のサイクルで改善を繰り返すことができ、外部環境の変化にも、臨機応変に対応することができるのです。

もちろん、現在のWebサイトがとても古くスマートフォンにも対応していない、といった構造的な問題がある場合には、まずリニューアルを実施することが前提として必要になる場合もあります。

しかし、システム開発以上にマーケティングとしての役割が期待されるWebサイトにおいて、リニューアルだけで結果を出すことができるのは極めて稀です。

なぜアジャイル式開発がWebサイトに有効なのか?

Web広告やSEO対策といった集客施策、アクセス解析やヒートマップなどの情報分析、リード獲得のためのコンテンツの追加や改善などなど、Webサイトで成功するための要素は多岐に渡ります。

例えば、アクセスが多くても問い合わせ率(CV率)が低かったり、逆に問い合わせ率が高くても、アクセスが少なければ成果には繋がりません。

様々な要素の中から、ボトルネックを見つけ出して改善し、また分析をして次の一手を打つ。この繰り返しこそが、Webサイトで成功を収めるために最も必要なことだからです。

プラソルでは、Webサイトで成果をあげたいお客様を総合的にご支援しています。
リニューアルでなかなか成果が出ない、アジャイル式でWebサイトの運営をしてみたいという方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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