こんにちは、デザイナーのちかです。
どの会社もホームページを持つことは当たり前になってだいぶ時間も経過したのではないでしょうか?
ただ、「一度作りさえすれば、ホームページからお問い合わせがどんどん来る!」という認識の方がまだ多いのではないかと思います。
そこで今回は「Webサイト運用」とは何なのか。
「Webサイト運用」の重要性について、ご説明できればと思っております。
以上2点ではないでしょうか。
なぜ「作って終わり」じゃダメなのか
なぜ「Webサイト運用」が重要なのかを考える前に、まずは「作って終わり」にすると、どういった事になるのか考えてみましょう。
大きく考えられるのは以下です。
・制作時のターゲット層とのズレの発生
・流行・トレンドの変化
制作時のターゲット層とのズレの発生
弊社に限らず様々なWeb制作会社は、ホームページ制作時にはサイトを利用するターゲット層を設定して、そのターゲット層に響くデザイン・サイト構成を構築していきます。
このターゲット層の設定は、お客様からのヒアリングや業界分析から考察し、より詳細なものに落とし込んでいきますが、あくまでこのターゲットは【想定】という事をご理解いただければと思います。
Web制作だけに限ったことではありません。
何か最初に商品を売り出すとき、その商品が必ずしも想定したターゲット層に購入してもらえるわけではないのと同じことで、最初から100%ターゲット層に合致したものにならない可能性もあります。
流行・トレンドの変化
また、ファッションや芸能界などと同じように、ホームページにも「トレンド」というものがあります。
作成した当初は最新のトレンドデザイン・構成でも、時間経過によってどれはトレンドではなくなり、「古臭い」デザイン・構成になっていってしまいます。
そしてそのデザインを見たユーザーに「時代についていけていない会社」という印象を抱かせてしまう可能性もゼロではないのです。
また、今ではスマートフォンでホームページを見ることは当たり前になっていますが、これも数年前は「ホームページを見るデバイス=パソコン」というのがトレンドでした。
これと同じことが数年後に起きないとも限りません。
今スマートフォンで見るのに最適なサイト構成にしていても、トレンドの変化によってそれが最善ではなくなる可能性もあるのです。
残酷ですが、時間の経過によってユーザー側もホームページを見る環境が変化し、感性も変化します。
改めて「Webサイト運用」で出来ること
以上の前提で考えると、いかにホームページの改善を繰り返す「Webサイト運用」が重要であるか、というのが分かるのではないでしょうか?
その上で、「Webサイト運用」とは具体的にどういう事をするのかをご説明いたします。
アクセス解析によるサイト分析
まず基本として、今どのようなユーザーがホームページを利用しているのか、どのような検索ワードでこのホームページにたどり着いているのか 等、様々な分析が必要です。
この分析を土台にして、来てほしいユーザー層に響かせるにはどう改善すべきかを洗い出します。
弊社には「上級ウェブ解析士」の資格を持つ社員も在籍しているため、確かな知識と経験で分析・解析をさせていただきます。
その分析結果と、お客様からのヒアリング内容に合わせて、サイトの改善を行っていきます。
新コンテンツの提案・新規ページの作成
もちろん、新しい商品の発売に合わせて新規ページを作成したり、前期の解析と分析によって明確になったターゲット層に合わせて、新しいコンテンツの提案・作成をすることも大事です。
サイトリニューアル提案
日々サイトを更新・改善していくことも重要ですが、トレンドに合わせたサイトリニューアルはとても重要です。
会社の顔であるホームページが古臭い状態になってしまうと、ブランディングにも影響します。
一般的には3年前後ぐらいでトレンドが完全に変化するため、それぐらいの期間を目途にリニューアルを検討するのが良いとされています。
作って終わりじゃない!Webサイト運用の重要さ
いかがでしたでしょうか?
Webサイトは「生き物」とよく言われており、手をかけて育ててあげることでとても強力なツールとなります。
ついついWebサイトを作れば全て解決する、と思いがちですが、改めて「運用」という重要なステップについて、考えてみるのはいかがでしょうか?